最近、駅の中で良い居場所が出来ては、すぐに消えてしまうことに気付いた。作った当初は設計者が狙った意図どおりに、みんなが便利に使うんだけど、使っていくうちにその良さがなくなってしまう。そんな出来事として、2つほどある。
●最寄りの駅
1年2年前に家の近くの駅がエキナカになり、一気におしゃれになったわけ。で、ベンチ、椅子、テーブルがあって、ちょっと一休みしたり、ちょっと仕事をしたりすることができる便利な空間になった。
だけど、最近そういった椅子やベンチに、変な人たちがずっと座っているような状況になってきた。
変な人っていうのは、語弊があるかもしれないけど、挙動不審に見える感じだったり、すごく臭う感じだったり、そういう人たち。
で、いつのまにか撤去されちゃった。今では、観葉植物がおかれているだけ。
●大手町駅
同じようなことが大手町のメトロスクエアでもあった。
昔あそこのB2Fエリアはソファみたいなベンチシートがずっと並んでいた。朝出勤前に新聞読んだり、昼休みに文庫本を読んだり、ちょっとひと眠りしたりと、人々が思い思いに使っていた。
だけど、そこにも変な人がいた。確か、独り言でずっと怒っている人や身なりが貧相な感じな人だった。
今ではベンチはなくなってしまった。。。ちょっと休んだりするのに便利だったのに、いつの間にやら、なくなってしまった。
いずれの出来事も僕は、駅のイメージが悪くなるという判断があったので撤去されてしまったと疑っている。
もし変な人たちの溜まり場になってしまったら、ほかのお客さんが来なくなって売り上げが落ちる・・・というわけだ。駅側の論理としては至極当然だと思う。
あくまでも僕の想像です。もしかしたら、単にレイアウトを変えたくなっただけかもしれない。でも、レイアウト変更前よりも後のほうが使い心地や便利さが半減しているのは明らか。だって、撤去する前は変な人がいようといまいとみんなが便利に使っていたところなんだし。
ベンチがあったらうれしいけど、ないからって誰も困らない(魅力的品質ってやつだね。)。
でも、あったものがなくなると、残念な気持ちだけが残る。
良い居場所づくりを追求するなら、設計者の思いだけでは不十分で、駅を運用する側にもそういう意識がないと成功しないのだと思う。
いい方法ないかなとも思う今日この頃です。。
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